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けんいてん
[発動・分化発展の原則 、満つるは欠くる兆し]
「乾は大いにとおる。貞(ただし)きに利あり」と易経には書かれておる。
最も純粋な「陽」、最高に健なるものの象徴じゃ。理想的な形であり、最高な状態であることを示しておるのじゃ。行き詰まるということがない、役に立つ、安定しているといった意味もある。
乾為天は陽の極致、つまり最高の状態をなのじゃが、反面、そのことは現在が絶頂の状態であるため、今後もそれを長期にわたって維持することは容易ではないということになる。つまり、変化するとすれば今よりは悪くならざるを得ないということになりがちなことを示してもいるのじゃ。成功に奢らず、謙虚であり続け、現在の盛運を維持するように努めることも大切じゃろう。なお、この卦は消息卦といわれるものの一つで新暦5月を示しておる。時期を占うのであれば答えは5月ということになる。
[金 運] 努力すれば入ってくる。使い過ぎ、衝動買いなどに注意。
[仕事運] いまは好調だが、好調だけに先行きが不安、警戒が必要。
[恋愛運] 男性は縁があるものの良くない。女性は縁が無い。現在独身の人は理想が高すぎるのが原因。